嗚呼 渾(すべ)てを 愁いて 天(そら)へ昇り行く 龍の面影は 彼の蛟龍の儘 微笑みに宿した 引き留む想いを 掻き消す雨風 躊躇いは偽薬 幽遠の裁きの下に 滅び逝く我らを 救う者 永久に生き帰す 人の過ちの潮 贖 其れすらも 被せて 殉ふ 浄潔は 責めて 餞の印(かね) 纏いし 巫の衣(きぬ)を 染める 光よ <♪> 褪すまで 守り継ぐ 回生の綱を 弊える寸余に 解き放つ 任を 我が旨に窶した 人々の虚礼 万古の泉が 懈怠を暴く 悠遠の堕胎の如き 驕り呉る我らを 燃やせ 永久に行き返す 人の過ちの潮 贖 其れすらも 被せて 殉ふ 浄潔は 責めて 餞の印(かね) 纏いし 巫の衣(きぬ)を 染める 光よ <♪> 優婉な焔の如く 滅び逝く我らを 灰にして 永久に行き返す 人の過ちの潮 贖 其れすらも 被せて 殉ふ 浄潔は 責めて 餞の印(かね) 纏いし 巫の衣(きぬ)が 朱に 染まりて 天を仰げ 満ちる 粛清(きよめ)の威光(ひかり) 崇めし 鈍は 狂リて 唱う 救済(すくい)など 渾(すべ)て 砂上の楼(やぐら) 寄り臥せ 此の星を喰らい 廻る 生命(いのち)よ <♪>