君がよく着たオレンジの あのパーカーを思い出してる 未練はないとか言うほどに 信憑性が無くなっていく くり抜けば CDジャケットに なりそうな空の朝 君のものじゃなくなった 左手を持て余す いつかのふざけた駆け引きは 僕の負けだったね 変換予測に現れた見慣れた三文字を 空に吐き出してる 君がよく着たオレンジの あのパーカーを思い出してる 未練はないとか言うほどに 信憑性が無くなっていく おかえりが聞こえそうで ただいまを投げてしまう 机にはレシートが 君がいないから散らかってる 君がよく充電してた コンセントの穴を眺めてる 間取りに変化はないハズが 部屋の広さに驚いてる 君がよく来た俺ん家に 君の残り香が漂ってる 安いプライドのせいでまた 脚色を施して歌にする いつかのふざけた約束は あえなく破れたね おそらく二度と味わえない 君の最寄駅のコンビニの中華まん 君がよく着たオレンジの あのパーカーを思い出してる 未練はないとか言うほどに 信憑性が無くなっていく ときたま夜と朝ってのは ひどく不平等にやってくる 安いプライドのせいでまた 脚色を施して歌にする丁寧に ヘイベイビー ねえ元気?