安い酒場である晩 テーブルにうつぶせて俺は 一人で酒びたりになっちまってた やさしかったあの頃の お前を忘れられずに 港の酒場で飲んだくれてたのさ 凍りついたカモメたちよ 歌っておくれ ふりしぼるようにブルースを 歌っておくれ <♪> 酒場の女が手をとって 泣かないでもいいのよって 鼻をかんでくれ抱いてくれたのさ 馬車馬のように 髪をふりみだしながら 愛せるだけ愛して疲れちまった 凍りついたカモメたちよ 歌っておくれ ふりしぼるようにブルースを 歌っておくれ <♪> 灯りの消えた部屋で 鳴りもしない電話を見つめ お前を俺は まだ待ってるのさ 凍りついたカモメたちよ 歌っておくれ ふりしぼるようにブルースを 歌っておくれ