鮮やかな朱(しゅ)の色の 黄昏は 宵闇に消えてゆく 一瞬の美しさ 散り際を 知りながら 東の間の 夢を見る 散り際を 知りながら 束の間の 夢を見る 過ぎてゆく時の河 思い出は 手に取ればなつかしい 角(かど)のない 丸い愛 永遠は 信じない この世には 果てがある 永遠は 信じない この世には 果てがある 何事もないよに 星空は喜びも悲しみも 運命のなすがまま 満月に 隠されて この空に 嘘がある 満月に 隠されて この空に 嘘がある 華やかで麗しい ' 愛の瞬間(とき) 少しずつ移りゆく 心情(こころね)が暮れる空 散り際は 潔く 赤い血を 流すまで 散り際は 潔く 赤い血を 流すまで 散り際は 潔く 赤い血を 流すまで…