ずっとずっと それよりもっと昔の ミサイルが空に飛んでいるくらいの 大きな雨が 君の家を飲み込む 働かない人は置いてかれた 1995年 日曜日の午後 太陽 大きくなって すぐに飲み込まれてしまう 東京 朝 とりあえず今夜 録画していたアニメの続きをずっと 見ている ずっとずっと 同じ服を着ていた 敷かれた線路の上を よそ見せず走ってた ここから外へ出ても何もないと 思ってた 外の世界のことが知りたかった 動物園の檻から 動物は出れない 朝起きて帰る それだけですぐに眠くなってしまう 東京 朝 とりあえず今日は つけ忘れていた絵日記の続きを 描いてみる いつまでもここで回る 続く螺旋階段 一段飛ばして強く駆け上がる 夜を越えて日は昇る 東京 朝 とりあえず行こう 寝ぼけ眼でこの街の明日を 描いてみる