孤独な夜に聴こえてくる 銀盤の向こう側のあの声が 誰もいないレコード屋で 安い値札を貼られ売られていた 君を見つけ 持ち帰った日のこと 今でもずっと覚えている 君の歌を聴いた 視界が開けた つまらない日常が輝き出す気がした 今も変わらない 君がいなくなっても 僕はまた同じ曲をひとりで 聴くんだろう 仕事帰り疲れきって 家には帰りたくない そんな夜に 誰かが書く呟きには あの時好きだった曲が貼られていた 君の歌を聴いた 絶望をこじ開けた つまらない大人になった僕らを 蹴飛ばした 今も変わらない 夢を失くしても 僕はまた君の曲をひとりで 聴くんだろう 君の歌を聴いた 視界が開けた 今も変わらない 僕はまた君の曲をひとりで 聴くんだろう