そっと窓を開いて そっと君が振り向いて きっと、僕も同じだけど 下手くそに笑うんだね 「痛いよ」 君が見せた 傷跡をなぞって 「痛いよ」胸が 何故かとても 美しいから 僕だけを見ていて ねぇ 下手くそな笑顔で良いから その小さな身体で背負う物を僕にも 分けて もっと君の隣で もっと君の近くで ずっと君と…「帰らないで」 時が止まれば良いのに 「会いたいよ」 君が君を拒んでても 「会いたいよ」僕は あるがままの 今の君に 僕だけを見ていて ねぇ 取り繕わないで良いから その小さな手で握った現在を 僕が包み込むから 今だって 過去だって 全部愛しいの いつだって 君がいて それだけで良い 馬鹿みたいで 他愛なくて ありふれた日々も言葉も 重ねたいよ 僕だけを見ていて ねぇ 下手くそな笑顔で良いから 僕だけを見ていて ねぇ 僕だけを見ていて 僕だけを見ていて ねぇ 取り繕わないで良いから その小さな身体で背負う物を僕にも 分けて 僕だけを見ていて ねぇ 下手くそな笑顔で良いから 僕だけを見ていて ねぇ 君のための僕でいさせて