想えば想うほどに どこか遠く 逃げてくまさに 蜃気楼の様 一縷の望み懸けて祈る たゆたいながら燃えている あれは いつかの甘い温もり 二度とこの手にはつかめないの? 蝶よ蝶よ 美しい羽は何故 花よりも 儚くて メーデーメーデー ざらつく胸の不快感 君の笑みだけが溶かした 行かないで ここにいて 何もいらないよ 君以外は 少しだけ 触れさせて 壊れてしまう前に 何を差し出せばいいのか どうか教えてほしい 小さく揺れる陽炎は 吹けば消えいりそう 未来を全て奪う様に縛る鎖 それにすら今 しがみついている無力な愛 蝶は蝶は どこへ飛んでいくのだろう 花の下 帰るのか そっとそっと 崩れ落ちるこの肩に 優しく差し伸べてくれた さよならは 言わないで まだ これから ずっと会えるから 隠してる 涙がそう 零れてしまうまでは 天国 それとも地獄があるなら 迷わず追いかけ君を見つけるよ 神様 いるならひとつだけ聞いてよ 最後の愛で良い 奪わないでほしい 行かないで ここにいて 何もいらないよ 君以外は 少しだけ 触れさせて 壊れてしまう前に