偶然と呼ぶには 出来過ぎたタイミングで 運命と呼ぶには 都合がいい気がするけど こんな雨の夜は雨宿りを理由に もう少しだけ側にいてもいいかな もうすぐ太陽が顔を出す頃 それまでに君をもっと 笑わせていたいな この雨が止まないように 一人願ってみるけど 君は天気予報を 気にして僕に知らせるんだ 外れてしまえばいいのに 便利な世の中を少し呪って 何もできない僕は 繕って傘をさしだすんだ どこまで行っちゃったんだろう 引き返すには遠いかな 降り続いた雨も上がって 傘はただのお荷物だね ここからは見えないけど どこかに虹はあるかな 今すぐに探し出して 君の元まで渡れたらな もう少しだけ素直に 君の前でも居れたら 雨宿りなんて言い訳 しないで言えたら 水たまりを照らす朝日 見透かされてるような僕 乾くまでに動き出せば この気持ちは実るのかな 独りよがりなメロディーが 静かな街に響いてる 誰にも届かないのかな 僕の中でずっとこだまする 偶然と呼べないほど 君と過ごしていけたら 運命と呼べないほど 必然すぎる毎日を あの雨を思い出す度 水溜りが贈るエール 君に貸した僕の傘の かえる場所ならここにある また降り出せばいいのに 今度は素直に言えるよ 帰らないで側にいて ただ君にワガママ言うよ 明日も雨でいいのに 明日も雨がいいのに ずっと雨でいいのに ずっと雨がいいのに