綺麗なシンメトリーの 花びらを見るたび 太刀打ちもできない 人の足りなさが沁みた 進むしか能がない 欲しがるしかない 満たされたらそれで終わり 何も残らないのに 声に出せばどれもが 嘘になってしまうようで 得体の知れぬあなたを それを愛しているんだ 形にせずに 答えも出さず なすがままふたりでいよう 夜風の優しさに 涙する時には 求め過ぎる心が 鉛のように重たかった ぶつけては壊して 自分しか見えない 手に入れたら更に迷い とても虚しかったよ 抱きしめてはありかを 探してばかりで せめてその温もりで 確かめようとするんだ 浅はかだよね そんなことより あるがままふたりでいよう