首を横に振る扇風機に 心を見透かされて 否定をされてるみたいだ 君との思い出さえ 窓際でくつろぐ猫は 外に出たいんだろうか 窓の外見つめる君も 外に出たいんだろうか 夏を通過した電車が私を襲う この想いも1秒で踏みにじられる 君をも襲った電車は走り続け 笑い声も 泣き声も 夏に消える 君との生活の中で 印象的な季節は 迷いもなく夏一択で 答えが揃うと思う 夏が始まった合図が2人を襲う この歌もこの声も全てかき消される 夏が襲った暑さが思考を奪う この曖昧な関係が 空に果てる 分からないまま歩いて行くのも 悪くはないけど 君が彷徨いたいのなら 私は要らないよね 君が1人で生きるなら それでいいよ その隙に甘い甘い想い寄せておくね 君が原因の悩みは おもいのほか 脆くて 弱くて 夏に負けた