昔ある町に、寂しがり屋の 無口な少年がおりました。 流れゆく大きな川を、ずっと 見てるのが大好きでした。 「この川を 下って行ってみよう!」 少年の旅は始まりました。 お気に入りの木を船にして、 川の流れと同じ速さで 行きました。 La La……水色の冒険 やがて大きな海に着きました。 「川の水で いっぱいになるのに、 どうして 海は溢れないのだろう?」 少年は不思議に思い、 鳥や魚に尋ねてみました。 「水の子供は空に帰るのさ」 物知りマンボウが言いました。 「雲になり、風に流されて、 いつの日かまたここに 戻って来るのさ。」 La La……なんて素晴らしい! 空と海とをつなぐ 川は架け橋だ。 Ah…水は続く Ah…果てしなく昔から… 素敵なことを知った少年は、 水色で胸が 溢れそうになりました。
