偶然の彼方へと 連れ去っていけ 永遠の手のひらも 触れないほどに 雷鳴がはるか遠く 流れた時 「ちぎれろ、我が身よ」 と花びらは唄った かるがるしく 切るように 憧れへ 飛びはじめた 甘い夢をみる 幻に飽きたら 始まる horrors of the night 光景はいつしか 古い山脈を抜けた 心臓のありかさえ わかっていればいい 優しげな声さえ 今はまだ聞きたくない 一瞬のまぶしさへ 走り去って行った ちりぢりに消える雲が 花びらを呼びはじめた しぼんだ悪夢は死んだ ぼくらは 目覚める horrors of the night 遠い氷河の中に 涙が眠るように 心の奥底に火花が走るように 今はまだ 見えない でも瞼閉じるよりも 暖かさを知るよりも 甘い夢にはもう 眠りたくないから 始まる horrors of the night 始まる horrors of the night