南の空に日が沈んで 何億年も経った 覚えてるかい 今日はもうずいぶん遅いから 眠ってると思うけどさ おやすみ これから僕はどこへ行こうか この星がもう長くないとしても 何一つ知らないような顔で 歩いていよう 笑っていよう 鏡の奥だけで会えた 小さな夜に いつかはきっと 僕ら 忘れてしまうのなら このまま今日を おとぎ話にしていて 容易く消えないあの灯 焚べる言葉をずっと探し歩いた その道すがら口ずさんだ あの名前は何だったの 確かなことだけが全てとか 聞きたくないよ いつかはきっと 僕ら 忘れてしまうのなら このまま今日を おとぎ話にしていてって 囁いている また会えたら 僕らはすれ違いの星さ このまま今日が おとぎ話になればいいね 南の空に日が沈んで 何億年も経った 覚えてるかい ここからじゃもう 君を見つけられない 見えない 見えない