明けない夜はないように あなたを想う気持ちは消えないの 記憶 遠く輝く星の影に 隠した この傷でさえも 真夜中のベランダ 室外機の狂う音 誰かが帰る自転車のペダル 面影の残る月 君を今も忘れたくないよ 駆け出した出逢い 鼓動は 鉄屑と変わらない 確かに掴んだ 手のひらと 曖昧な時間 眼差し 君を既に忘れてしまったかな 明けない夜はないように あなたを想う気持ちは消えないの 記憶 遠く輝く星の影に 隠したこの傷でさえも 明日を照らしてくれるよ あなたが置いていった温もりを ここに 残して行った香りを 今更分かった あの時言えたはずの言葉も全部 残すよ 過ぎ去る日々が映し出した あなたを想う気持ちは消えないの 記憶 遠く 焦がれる胸の奥で 光るよ この涙さえも 明日を照らしてくれるよ