いつかお前は泣いていたんだ 目と鼻の先が色づき ピンクの化粧をしてるみたい 笑い飛ばしてみる午後二時 おやつの時間だから外へ行き 紅茶とケーキを食べに行こう 生クリームは好きじゃない 雨が降りそうな午後三時 世界の終わりが 来てもまたお前と歩きたい 鬱陶しい狭い道 電信柱埋めに行こう 気だるい午後と缶コーヒー 雨が降りそうな午後六時 いつも通りの道を行き いつも通りに慣れていこう いつも通りが途絶えた時 そこで世界が終わるんだ 世界の終わりが 来てもまたお前と歩きたい 街が一望できる場所で お前の横顔を眺めていたい 何も出来ずそう泣いてるから 笑い飛ばしてやってたのに 世界の終わりが 来てもまたお前と歩くだろう 世界の終わりが