またひとつこぼして 掃除したら 空っぽな容れ物も むなしく転がって なぜだか重ねた 自分みたいだ わざとらしく黄昏れるふり おとぎ話の魔法使いだったら 時間を戻して 見慣れた未来を 通り過ぎて行くなら このままでいいや 大人になったら 見えた魔法がある! それは夢のような話じゃなくても わたしだけの 物語 誰にでもあってさ、 愛しくなっちゃう理由 教えてくれたのは 昨日の君の電話とか 部屋でさえ 転んでケガするなら 街へ出て泣くことも 仕方ないのかな? 誰もが背負った人生なのに 見えづらくて忘れがちだな ごはんが出来て うれしそうな君を 抱きしめなくちゃ 見失いそうで、でも ちゃんと戻ってくる明日を選んで 何が救いとか毎日変わってく まるでそれ自体が魔法みたい! だなんて思える日もあるから 触れた瞬間 理屈も超えてゆくなら 限られた時間でも ここにいる意味はあるでしょう?