今宵もこの街 月明かりが照らす頃に しんとした帰路に気付けば足を 止めいた あたしの雫拭った指先が 温か過ぎたの そのせいだわ この時間が続けばいいな 続けばいいや もう少しだけ近くにおいで 朝が来るまで 今だけは全て忘れて踊り続けて 触れたとこから蕩けて鳴いて その身委ねて 今宵も幻想を抱いてはただ吐き 捨てる 不条理なあたしを貴方は 許してくれるの? 些細な言葉ひとつずつ掬って あたしの全てを飲み込んだら この時間に代わりはないよ 帰れやしないよ 過ちでもまやかしでも触れた先には 真実 今だけは全て忘れて踊り続けて 触れたとこから蕩けて鳴いて その身委ねて 今宵もこの道 月明かりが照らす頃に 歩み出した想い もう誰にも止められないから