ぼくらが背を向けた喜びの朝を 歩きはじめたんだね ちいさな手のひらで綻びる花を 慈しむ君だから 誰かがつぶやいていたよ 「たたかいの日はいつも雨」 君が泣いてくれてるみたいさ いますぐ会いたい コバルト色に届くまで 駆け上がれ空へ そばにいる気がした ぼくらの哀れな夢を叶え給え まぼろしでもいいんだよ 誰もが子供のままで 導火線をさがしていた ぼくの頬にくちづけては 痛いヨと 笑ってたね あの日まで ぼくらは今も繰り返す喜びの朝に 思いを馳せている 誰もが同じように綻びる花と 気づけなかったから コバルトに染まるまで 駆け上がれ空へ イカロスのようにさ ぼくらの哀れな夢を叶え給え 燃え尽きるとしても 最後の 言葉は いまでも耳を 撫でる 真夏に 伸びてくよ 影ぼうしが ふたつ 最後の 笑顔は 思い出せない 二度と 真夏に 蒼ざめる 檸檬のように 夜明けを 夜明けを 君と