夕の星 睨んで進む 人間の 恥と恥とが ぶつかる交差点で 病室の窓には 冷たい雨が落ちた この部屋は砂で出来ていて 呼吸を弱らせる 精神は世界をふたつに分割させて 私はその狭間にいたんだ ひとりぼっちで 雨は止みました 地表を洗い流して 浮かび上がる欠落に 人々は街へ向かう 倒壊するビル砂で出来たビル 恥ずべき痛みを 愛でて 愛でて 愛でて 愛でて 愛でて 愛でて 私はただ、 君の夜を静かに囲う 砂漠になりたい…!! 時刻はわからないけど、 広島は晴れています 夜空に今解き放った 無数の花びら (僕は光の反射が 苦手でした、、、) (憂鬱は星の落とす 暗い影でした、、、) (砂を泳ぐ魚が足元を 覆うのでした、、、) 俺はね いつも幻をみていた 幻の中で死にたいと願っていた けれども今は違うと思う 違う気がする 砂の部屋は俺が壊した