定時おわり いつもの帰り道 コンビニの前 足が止まる 気づけば君が飲みたいって言ってた 缶ビール 2 本 ぶら下げていた 隣で見た流れ星に内緒で 永遠なんて託していたんだ 不釣り合いと言われても仕方ないな 眩いだけの毎日だ 坂の先 橙が揺れる あと少し 慣れたスピード 行く あの部屋へ ああ 厚かましい願いを捧げよう ああ いつか終わるこの時が ずっとずっと続きますように 「あの星の流れる先が 僕たちを指していたら」 なんて ふざけて言うけどさ 今を満たす幸せが いつの日か 渦に飲み込まれてしまうなら ここで終わってしまえ ああ 厚かましい願いを捧げよう ああ 笑い声も温もりも 全部全部 綺麗なままで 世界よ終わって 離れないように この部屋ごと 切り取ってみてよ