頬を撫でた風が 季節の終わりを告げている 君が歌う唄は どこか寂しげだね 代わり映えない日々の真ん中で 日常と違う空模様 僕が放った 言葉の真意は届かなくていい 空に浮かんだ丸い月が まるで世界を揺るがすように 僕らが吐いた嘘よりも赤く 染めてゆく 夜の帳 落ちる 浮かぶ星の数が 確かな違いを教えてる 夜が来れば いつも 眠れる気がしていた 変えられないで去年のカレンダー 流れ込む風が 繰り返す 僕が唱えた呪文の期限は もう切れてるのに 空に浮かんだ丸い月が まるで世界を揺るがすように 僕らが吐いた嘘よりも赤く 染めてゆく 夜の帳 落ちる 戻れないで 戻れないで 何度でも僕らは この道を歩いてゆく 空に浮かんだ丸い月が まるで世界を揺るがすように 僕らが吐いた嘘よりも赤く 染めてゆく 夜の帳 落ちる