「どうしたのその指輪 約束の印でしょう」 気が付いて その後は 言葉が途絶えた 変わらない友情を 私だけが求めた わがままな 言い訳と あなたに叱られそうね 幾つか恋して 何度も傷つき あなたに話して なぐさめられたの かけがえのない 人なのに 今日から少し遠くなる 「式の日が決まったら 真っ先に知らせろよ」 うつむいて うなづいた なんにも言えない ありふれた 幸せを 選んだ私だから ごめんねと 言いかけて 涙がほほを濡らした 二人の友情 不思議な感情 言葉に出さない 静かな愛情 ガラス細工の関係ね あなたが少し 遠くなる 嬉しい時にも 悲しい時にも あなたに話して なぐさめられたの 言いたい事は 一つだけ 心の中で ありがとう