夢がある事に気づく 悔し涙流すと 生きている事に気づく 大事な人がいると オレンジの放課後 ひとりで蹴り続けてたボール 走っても 走っても届かない 眩しい光の中へ 楽しみにする その日に近づくたびに 終わった後を考えて怖くなる 幼い僕に未来は 恐れるものじゃないよと 胸を張って言えない 夢がない事に気づく 涙が流れないと 生きていたいと思えない 自分にウソをつくと 紫色の空 流れる雲に未来が見えた 待ちきれない 新しい明日を 靴紐を結ぶ今日を 悲しいことも全ては 自分のためだと 「いつかはきっと」 祈って前だけ見た 人の優しさ愛さえ 疑ってしまう今は あの空が見えなくて 夢がある事 守りたいものがある事 陽が落ち暮れた 夜空に 願いを込めて 今に消えそうな 瞬く星 不確かでも あの頃の僕を連れて歩こう