甘い言葉 重ねては 心を傷つけた 街に溶ける僕は 戻れない 汚れた胸の底 滲む灯り ああ 届かないかな 七畳一間の吐息が 涙で震えてる かつて描いた 青色の旅路は 借りてきた猫のようだ ああ 折れた蕾 水を与えても戻らない 心が疼いてる 濡れた窓に写し出された影は 笑っていた 未来の選択を 求めてる 閉じた瞼の裏 失ったものと 削れた心 犠牲になった想いが今 歩く道になる どうしたって 答えを出すのは 苦しいんだ また何処かで ああ 届いてるかな 涙の結晶よ伝われ 僕はここにいるよ あの日話した デタラメな幻想は 少し形になったよ ほら ああ 見えなくても 小さな箱から歌うよ 僕はここにいるよ 生きた証がいついつの日までも 残りますように 届きますように