いつもずれています ほんの少しずつ 離れてゆくのです 蜘蛛の子散らす夜 愛したことなどないさ (ないさ) 不埒な事でさえも (黙って欲しいな) 朝の5時なら、きっと言えるんだ 失うものなどないんだ いつも通りです 特に変わり映えもなく 「ああ、またずれてる」と 思うだけです 不確かなことに縋っても (縋っても) 良くはないのでしょう (わかってはいるの) これからは意外と晴々した世界で 悩んでられるんだ ああ 別にひとりじゃないんだ ああ 別にひとりじゃないんだ (愛したことなどないさ 不埒な事でさえも) ああ 別にひとりじゃないんだ