Track byShugo Tokumaru
老いてくカナリア儚く何を口ずさむ 解いてくカナリアの綻びも愛おしく 午後の日差しが照らす止まり 木の影の傾きそのままに 溶けてく氷ガラスのフチの水滴が テーブルクロスを濡らし夏の逃げ 水に 午後の日差しが照らす止まり 木の影の傾き止めようと 老いてくカナリアの高鳴りを語り 部に 解いてく 言葉の意味に想い掻きむしる 外の夜汽車に飛び乗ることもなく 僕の願いは影の傾きを 老いてくカナリア儚く何を口ずさむ 午後の涙