ただそこに君がいない八月

歌詞

「おはよう。」って言ったら君は 「もう昼だよ。」って笑って ふざけたあだ名も語尾も何もかも 綺麗だ 「夏だね。今年はどこか行こう」 「いや、でも暑いし。」 夕暮れ 濡れたグラスと君をただ見ていた この夏が終んなら いつか忘れられんかな 「考えすぎ。」って君の声で 眠らせて またここで会えんなら 同じように愛してよ 精一杯優しくするから 「おやすみ」って言った 僕の頬摘んで遊んで 「ごめんね」言えなかったままを 「頑固ね」って叱って いつか君が買ってきた 邪魔なぬいぐるみも全部が綺麗だ この夏が終わんなら 強く生きてみようかな 「無理しないで」って優しく 見守ってて またどこかで会えたら 同じように笑ってよ 精一杯の愛をあげるから ああ君の寝息が布団にまだ 生きているんだ 歯ブラシもマグも残っているから ああこの部屋には君だけが 足りないから 今日突然帰ってきて驚かせて この夏が終わっても 忘れたくないから 「時間が解決」なんて言わないで またここで会えんなら 同じように愛してよ もう一回もう一回でいいから