世界が止まって もう随分経った やっぱ僕らには少し大き過ぎた 静寂の蔓延、若さが悪を募った ずっと僕らには壁があった 描いた夢も 叫びにできない想いも 「いや、良いんだ。 これはもう全部言い訳だ。」 諦めた過去 その一つの悔いが 木魂する 夏空。雲。影。君の声が聞こえた 声にならない青春だ あの日も世界は僕らを見ていたんだ 世代が代わって もう幾年たった そっか、僕らだけ少し短かった 制約の宣言、やけに薄まっていった やっと、僕らにも...いや、 もう遅いか 選んだ道も 動き始めた未来も 「これで良いんだ。 きっとこの先が正解だ。」 分からなかった その一つの問いが 疼いてる 夕空。雲。茜(あか)。 君の頬が染まった 忘れたくない青春だ ただただ世界が僕らを置いてった 君の声が近くで聴きたかった 君の隣で遠くへ行きたかった 数多の空白が僕の現在(いま)を 創ってる 夏空。空! 空! 果てしない世界があった 忘れられない青春は まだまだ世界が僕らを見ているんだ
