飲みかけた朝の珈琲 長すぎた一日を 巻き戻して ため息 一つ 腰掛けた左のソファ 大袈裟な恋の歌 不意に流れて 画面を消した あの頃は何も見えないまま 呆れる程わかりあえてたよね 淡い夢の中 ベットの上霞むダウンライト うっかり君を思い出した夜 明日になれば もう何も全部忘れればいいのに 髪揺らす木漏れ陽と 乾いた涙の跡 置いて行くから 私を見送って 箱にしまったままの恋 開けることはないけど 連れて行くから 優しく包んで あの頃は何もいらないから 溢れるほど求めあえてたよね 深い夢の中 ベットに光るカーテンの生地 うっかり君を思い出した朝 夜になれば もう何も全部忘れればいいのに 忘れてた事も忘れるくらい いつも日常は無情に過ぎて 明日になれば また何もかも全部忘れるかな ベットの上霞むダウンライト うっかり君を思い出した夜 明日になれば もう何も全部忘れればいいのに 夕映え沈む いつもの改札 君の笑い声思い出せない いつの日か もう何もかも全部忘れるかな