重ねた時の中 取り残されてはぐれた 目印になるのは 近くて遠い月だけ あなたの声を ねぇ 聴きたいだけなの ワガママかもしれない でも… 忘れたくないの 繋いだ手と手の熱を 届かなくてもいい それでも ここで待っている 過ぎゆく時の中 代わり映えのない日々で 退屈になるけど 何とか今日も生きている あなたに伝えたい 思い出の数が 増えていく度に感じる 寂しい気持ちさえ 愛しく思えるくらい 強くなるから ねぇ今夜も ひとりで歌うよ 滲んだ空の 光の元へ 手を伸ばした先 あなたがいるなら… 信じていたいの 離れていてもいつかは 同じ星でまた出会えるよ 泣かずに待っている