開けた 遠くが見えた 聞こえた 既に知っていたはずなのに 間にあった会話 消えている 閃いた アイデア一つ 閊えて滞ってた頭の中 閉じ込めてた 固定概念には 関係とか無いでしょ 広がる ぶつかる 際限ない空間 何も知ったこっちゃないな 増えてく 減ってく 上向いて 落ち込む また何かを怖がっていた ナーバス 楽しく 悲しく 時には考えず 虚空の中で寝るんだ 息継ぎ 吐いては 聴こえた 分かった? 結局信じきれないままで 居たみたいだ 気付けば 何か聞こえた 交差する 色んな町の断片が 無秩序で 途方もなく 無自覚な コンシステント 非現実的 歪な対比に 二人零和 破綻している 大切なら ずっと 美しいと 思い馳せ 夢ならば 幸せとでも、だね 揺れてる 曲がる 有限な瞬間 思わぬ惨事の連鎖 怯えて 震える 悪夢の予感 例え偽でも怖いもんは怖いの! 見つかる 飲まれる 見上げる暗闇 足が竦む瞬間だ 深呼吸 吸っては 晴れて 落ち着いた どうやら 全部幻覚とかに過ぎないみたいだ 「若し貴様に秘密があるなら 自から先ず秘密に為たら 可いでしょう」……? 乱れた 崩れた 繕った形 もはや何か別モノだった 空想 纏わり 騙して 落とす 逃げたくてたまらなくなる世界だ! 心の人物 問い詰められて ゆっくりと明るくなる空 息継ぎ 吐いては 消えてった 何だった? 結局信じきれないままで 居たみたいだ 朝目覚めて 遠くが見えた それが眩しくて またカーテンを閉めた