真っ暗な 真っ暗な 真っ暗な真夜中に 真っ赤な星たちが目ん玉に見える 真っ赤な目 真っ赤な目 真っ赤な目が追ってくる 走り疲れた足がもつれて転んだ 緑色の地面が揺れる グラグラと揺れる 立ち上がれないほどに 鉛の心臓がパリンッ パリンッ とひび割れた どこかでキミの声 静かに遠く響く 真っ暗な 真っ暗な 真っ暗な真夜中に 赤黒い顔したお役人たちが叫ぶ 「100万だ」「200万だ」 「300万で私が買おう」 紫の毒の手がボクに襲いかかる 青いサファイアの両眼を失って 真っ暗で光のない世界に1人取り 残され 鉛の心臓がガシャンッ ガシャンッと砕け散った 微笑むキミの顔 微かに浮かび上がる 夜空に赤い惑星がまた消えて そのあと青い惑星がまた生まれる キミの匂い キミの肌 キミの唇を ボクはまた一晩中探し続ける 緑色の地面が揺れる グラグラと揺れる 立ち上がれないほどに 鉛の心臓がパリンッ パリンッ とひび割れた どこかでキミの声 静かに遠く響く 青いサファイアの両眼を失って 真っ暗で光のない世界に1人取り 残され 鉛の心臓がガシャンッ ガシャンッと砕け散った 微笑むキミの顔 微かに浮かび上がる 夜空に赤い惑星がまた消えて そのあと青い惑星がまた生まれる