行ってらっしゃい気をつけて いつもと同じ朝 数えたことはないけど 確かに覚えてる いい加減な毎日を 過ごしてる訳じゃない それは分かっているはずなのに 今日も日々を責める あなたが居なくなって テレビも見なくなって ただ目に映るのは あなたが居ない食卓 分け合うはずの二人 手に取るたびに一人 味もしないご飯の後 満たされていくのは寂しさだけ 訳もなく笑いあって それだけで良かったのに 8月の蝉しぐれ 耳を澄ましてると 騒がしい夏もやがて 秋を迎えにいく あなたが居なくなって 季節ばかりが移ろって 私は今日もここで あなたの迎えを待ってる 神様どうかお願い なんていうつもりはない だけどせめて1度だけ あの日と同じ朝をください 分け合うはずの二人 手に取るたびに一人 味もしないご飯の後 満たされていくのは寂しさだけ 訳もなく笑いあって それだけで良かったんだ それだけを抱えて 歩いていく