乾いた口唇 私を呼ぶ声 (忘れたいのに) 忘れられない あなたがいない 眠りの中で 涙枯れて 迷子みたいね ひとりぼっちで 歩いて行ける そんな強さ 偽りだった 「いつまでも 素直じゃない」と 愛想尽かされ それでも つっぱってばかりじゃ 引き止めようもない なのに 乾いた口唇 私を呼ぶ声 (今は幻) からめたつま先 濡らした指先 (忘れたいのに) 忘れられない あなたがいない 夢の中は 色があせた 映画みたいね ひとりぼっちで かくれんぼしても 今は誰も 探してくれない すべてだと 思う気持ちに 気付いていたの それでも 素知らぬふりをしちゃ 追いかけようもない だけど 交した口唇 たどったまなざし (落とすため息) 震えるささやき 残した温もり (離れたいのに) 離れられない 男のくせに 胸で泣いてくれたっけ 消したくても 消せやしない 残した キズあと <♪> 乾いた口唇 私を呼ぶ声 (今は幻) からめたつま先 濡らした指先 (忘れたいのに) 交した口唇 たどったまなざし (落とすため息) 震えるささやき 残した温もり (離れたいのに) 離れられない