凍える砂漠と灼熱の雪原の 果てにある 迷い込んだ獣の子らは 両足に靴を履く いつもはお喋りな 鳥達でさえも嘴を畳む 無数の玻璃から見つけた 悲しみに 13月の夢見丘でまた会える また逢える 数え歌を口遊(くちずさ)んで待つ君 を僕は捜している 宙を浮く帆船は足跡を追いかけて 13月の夢見丘に辿り着く 辿り着く 涙 涙 君への涙 止めどなく溢れ海となる 13月の夢見丘でまた会える また逢える 数え歌を口遊んで待つ君にまた 逢いに来よう 「January」 雪道を走ろう 滑ろう 「February」 毛糸で遊ぼう 「March」 子鹿を真似て跳ねて 「April」 蜂蜜舐めよう 「May」 野いちごのパイを焼いて 「June」 水たまりを歩こう 「July」 薔薇の冠編んで 「August」 魚になろう 「September」 またたび茶を飲もう 「October」 山葡萄を摘み 「November」 胡桃を集めて 「December」 キノコのスープ を頂こう 「Undecimber」 踊ろう 歌おう 歓びの 「Undecimber」