電話の声は ささやきまじり ごめん 起こしてしまったんだね いま他愛ない やりとりのあと ぼくは一言闇に浮かべた 愛してる 月並みすぎる 一言だけど 他にどうにも 言い方がない 静けさのあと 驚く君が 時を両手でもて余してる 愛してる そう三ヶ月 悩んで来たよ そして最後の 三日は苦しみ 心の奥の 暗い迷路で たった五文字の 道しるべ見た 愛してる 君は未来を こわがっているし ぼくは過去へと 縛られている こんな何処にも 転がっている 言葉が一番重いだなんて 愛してる <♪> 預かっとくって そう言うんだね ぼくの言葉を 鳥カゴに入れちまって そうさ君の部屋の ガラス箱に入れて ゆっくりながめて見るんだね 愛してる こわい言葉を 言ってしまった もう友達で 居られないんだよ 人生さえも 塗り替えるほど こわい言葉を言ってしまった 愛してる <♪>