Track byAMOKA
皮膚になる無限個の頂点 波打つ構成面 脳になる石柱の条件 n次の境界線 私を隔てる機械は何だろう 私の重ねる視界はアイソトープ 吹きあがる風 照らされた牢には 歪なゾンデ 無言の耐久性 理想論のキメラの様で イライザの照明 誤動作する上下は 在り得ない脈動 焦がれるような迷路の衝動 受信機と呼吸を断つアルバ 非表示の夜に咲くアルバ 悴む幼手で撫でる 水浸しのセグメント 蜘蛛の糸 欲しがる内臓の影が 時間を溢した 終わらない傘を差すアルバ 非表示の朝に問うアルバ 内に在る花に沿うアルバ