さよなら亡霊たち ゆっくりおやすみ 春も夏も越えて また季節がかわる 時計は動き出す 静かにチクタクと 僕の心臓の様に 気づかれず脈打つ 振り返ると 地獄地獄地獄なんだわ いかなる時にも 明日明日明日はやってくる 送電線 花びら舞う 飛べると信じてた ぬくい夢がこわい いいにおいの方へ 透明な傷跡に口付け抱き寄せる セミの死骸ちらばる よく頑張りました 足を止めると地獄地獄地獄なんだわ 下を向いても進め走れあゆみを 止めるな 正しく僕を責める やさしい亡霊たち さよなら亡霊たち ゆっくりおやすみ