理想の咲いた日 何かが遠くで 枯れていく音がしたんだ まだ案外現実妄信症な僕の笑い話さ 夢にみた場所も 歩けばぬかるんで 表情を変えた ただ 散開の裏 息をしていた僕じゃ わからなかった 戻れない道をただ進む イカロスの先へ 心が溶けても ただ 僕を叫んだ 青に塗れた腕 いつか舞い散った想いが羽になる 僕が隠したダイヤ 君に見せたならどうか その心を教えてくれないか 誰かの後悔と 老いた約束を 僕は僕と呼べるの? 拾い集めた泥に呪いが 咲いてしまった これで終いか くだらない音鳴る方に折れない舌を 出せ 闇に渡す心はない ただ 君は飲み込んだ あの日零したサイダー 錆びたままの心を解かすように 君が殺したダイヤ 何かのせいにしてもまだ 空は晴れなくて 見つけてしまったんだ もう嫌いになれない ただひとつの宝石を もうどうなったっていいよ 太陽にこの賽を投げるだけ ただ 僕は探した 泥に塗れたダイヤ あの日忘れた鼓動が呼んでいる 君もそうなんだろうか また会えるその時は どうかこの手を握って 忘れないように青を刻むよ ダイヤの色を教えて 壊れないように なんて そんなこと言わないぜ