AWA

蒼海を往く

Track bytsukinimade

197
1
  • 2024.04.03
  • 5:32
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歌詞

信じたい神なんていないから 否、信じたくないと笑みを零す 高尚な生など要らないのさ 遠きは花の香りだ つまらないものだ 三角波纏う朝の日は 今、颯爽と先を駆けていく 後世の生など知らないのさ 近し短き白息だけを、 然と感じていたい 今は生きて生きて生きて生きてって 涙の跡 拭えないまま 全て抱えたまま 風が鳴いた方へと舵を取れ 波間が語った 朝 を呑む 灯台が灯る頃、 来たる春飛沫に備えて 白波が織り成す 蒼い蒼い蒼い蒼い 波間を攫って今 私だけを映す蒼海を往け 薊の花が凛と立っている ガードレールの錆が目に余る こんな人生なら要らないのさ 堤防の虫がやけに煩い 何処へ行こうか 何をしようか 誰が居たの 誰と話すの 春も夏も、秋も冬も 海の蒼も、私の愛も 忘れて 忘れて 忘れて 喰らい尽くして 今更 濤声が雲を穿つ蒼天の先へと 蒼い形を模した海の月 持ち寄る私だけの最後の灯 朝を迎えはしない終わりの日 今日は私だけの日だ なんて素敵な日だ せめて最後くらい綺麗に散りたい 今を生きて、生きて、生きて、 生きてって 口に出した 桜色した自分が溢れ落ちて 冷える水面が嫌に足をとる 月が笑った 夜を 呑む 生きて往けなんて月が煩くて 耳を塞いでも聞こえる 淡い淡い心音なぞって 海が鳴いた方へと舵を切れ これで終わりだ 今に望むは美しいエンドロールだ

1曲 | 2024

このアルバムの収録曲

  • 1.蒼海を往く
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