聞こえることのない誰かの声に 呪われているのさ 陽気を身に纏った あの春はもう来ない 合わせてばかりの この冬が終わったら 新しい季節にはねえ何が来るの? 破片でいいからあなたを探している わかっていたって振り返ってしまう もういない君の記憶を 辿りたい 今更 嫌いにならないで 春も夏も秋も冬も 聞こえることのない誰かの声に 呪われているのさ 妖気を身に纏った あの人はもう来ない 囚われ続けていれば 何か意味はあるの? いつかこの心が解けますように 美しい口実をずっと探している わかっていたって振り返ってしまう 何度だって振り返ってしまう もういない君の記憶を 辿りたい 今更 嫌いにならないで 春も夏も秋も冬も いない君の記憶を 奪いたい 今から 嫌いにならないで 大切にするから いない君の記憶を 守りたい だから 嫌いにならないで 春も夏も秋も冬も 聞こえることのないあなたの声に 呪われているのさ