町の夕暮れの片隅に ゆらゆらと揺れながら歩くのです 流れ流れに沿ってゆく きっと私はすでにいるのでしょう 白い背景に見えたのは きっと幸せを運ぶ青い鳥 下らない事で泣いたあの頃 今思えば軽いわたがしのよう 泡の中でみた曇ったあの日 偽って生きてた過去の日々 大人になって語り合おう 空に描いた少年時代 風に乗せて歌うのでしょう 笑い合って話した隠し事 共にお酒を交わすのでしょう 大人になり忘れる道 小石を投げていた河川敷 いつからだろう改革の日 通らなくなったいつもの道 変わった町の風景 変わらなくていいよ田舎の自然 遊び場だった砂利の空き地 今では住宅地通り過ぎ 人は子供から大人になり 大人からまた子供になり サイコロで振り出しに繰り返し いつか幸せになると願い 友達に頼んで助け合い いつかの友に届くよ願い 白い紙に描いた落書き 先の折れた紙飛行機 届け十年後の未来 空に描いた少年時代 綺麗に描けなくていいでしょう 泣いて話した隠し事 ありがとうお酒を交わすのでしょう