果てなく続いてる 砂の海に身を置き 行く術もない心で 一人天をあおぐ 蒼くにじんだ空 はるか遠く続いて 大地とのふれる彼方 かすか星はゆれる 何故にさまようのか それも見えぬまま 少しずつ白む空へと 深く目を閉じ 大地に打ちこまれた 杭のようにただ孤独 何も感じぬよにすれば 時間は過ぎゆき 気付きはじめたその時に 旅さえ始まる 昨日まで居た街 人の波に身を置き 楽しげに 日々を送る 自分だけを思い 何故に生きゆくのか それも見えぬまま 誰も同じ方へと歩き続けている まぶた閉じたまま過去から そして破壊へと 何も感じぬよにすれば 時間は過ぎゆき 気付きはじめたその時に 旅さえ始まる