思い出すよ 今も… 恋と気づいた夏を… トケイソウの花が 日向に溢(あふ)れた道 晴れ渡った空に 入道雲がもくもく あっという間に増えて なぜだか不安になったの 今いる場所と未来 あなたの右肩 私の頭を傾けて ちょこんと乗せたら それだけで安心した しあわせよ 上手くいかなくて つらく悲しい時は そんな私の愚痴を 聞いてくれるだけでいい 夕立に降られて 民家の軒先で そっと寄り添った2人 いろいろあるねって笑った 雨さえ楽しくなる あなたの右肩 時には心を休ませて 心配があっても いつだって楽になれる ぬくもりよ それぞれの空の下で 輝いてたあの頃 想うのかなあ 今でも 2人は 一緒に歩いてるみたいに… あなたの右肩 私の頭を傾けて ちょこんと乗せたら それだけで安心した しあわせよ 懐かしく 切なかった ああ あの夏よ