君が2つのバイトを辞めて 就職したのは小さなオフィス、 御徒町の。 毎朝、 鏡の前でスーツを着こなす君が少し 大人に見えたんだ。 だから相変わらずの自分がとても 惨めに思えました。 相変わらずの自分がひどく 惨めに思えました。 御徒町、いつか君を待ち 人混みの中でもすぐ見つけらたのに おかしいな、ちぇっ、 なんかおかしいな、ちぇっ 今ではなんだか 見つけられないのです。 君が作った弁当を持って僕は大学へ 行くよ。 君はオフィス、御徒町の。 何ヶ月かに一回もらえる 君のボーナスで高いお肉を 食べたりして。 だけど相変わらずの自分がとても 情けなく思えました。 相変わらずの自分がひどく情けなく 思えました。 御徒町、いつか君を待ち 人混みの中でもすぐ見つけらたのに おかしいな、ちぇっ、 なんかおかしいな、ちぇっ 今でもなんだか 見つけられないのです。 あぁおつかれさん。 今日は忙しかったかい? バイトは忙しかったよ。 あぁおつかれさん。 お腹は減ってないかい? 飯でも食って帰るかい? あぁいつもありがとう。 ねぇ泣いてんの? 泣きたいのは君の方だったんだね。