ふとした瞬間に 貴方のことを想い出した 曇る横顔見ていたのに 何も出来なかった あれからどのくらい 季節が通り過ぎただろう わかっているよ もう二度と重なる事はないと 見知らぬ窓辺に座る貴方を 浮かんだ言葉もかけられないまま 想いは巡ってまた過ぎていく そこに置き去りにして 日常をこなしては それならそれなりに慣れていく 空の彼方を眺めたら 淡い虹が消えた 霞んでいく記憶と 寂しさ紛らわす日もあるよ あの時あのまま止まっている 私はここにいると 見知らぬ海辺を通りすがった 交わした約束守られないまま 想いは巡ってまた過ぎていく そこに置き去りにして 見知らぬ窓辺に座る貴方を 浮かんだ言葉もかけられないまま 想いは巡ってまた過ぎていく そこに置き去りにして いつかどこかで会えるのならば 震える肩を抱き締められるのに 想いは巡ってまた過ぎていく 貴方はもういない