サライの空に輝く星ひとつ なぜかここに来ることを 知っていた気がした 遠い昔の眠れる異国の町 ぼくはなぜこんなにも 憧れるのだろう それは 夢の中で聴いたメロディ… それは 名も知らぬ誰かの祈り… 風が今 海を越えて ぼくを果てなき旅へと誘うよ あの星が道を照らす いつかきみに辿り着けると なぜ人は 夢を見なくなってしまうの そしていつ 運命をあきらめるのだろう それは 巡りゆく季節のあとに… それは 偶然と奇跡の中に… 超えてゆけ この願いよ たとえ誰にも見えないとしても その声に導かれて ぼくは今日も旅をつづける 風が今 海を越えて ぼくを果てなき旅へと誘うよ あの星が道を照らす いつかきみの元へ帰ると