あなたの声が聞こえる 姿は見えなくても 土の中で雪の中で 確かに息衝いてる 踏まれても踏まれても 何度も立ち上がる麦のように 強い願いはこうして 今僕らの手元にたどり着いた 巡る時代をくぐり抜け 紡がれたこの糸で 僕らはこの先どんな 未来が織れるのだろう 電車の窓から見える なにげない日々の景色も 長い間その両手で 守られた道標 街を囲む山を越えて 吹き抜ける風が強い時でも 過去と今を繋ぐレンガの中 ずっと育んできた 巡る時代をくぐり抜け 紡がれたこの糸で 君が生きる未来には 何を残せるのだろう 遠い昔の記憶が蘇るこの場所で あなたがくれた想いをこれからも 巡る時代をくぐり抜け 紡がれたこの糸で 僕らはこの先どんな 未来が織れるのだろう どう輝くのだろう