日々を憂い 路を染めた 今を讃え 路を汚す 浮かれ乱れて 落ちていく 人は饗宴 木々の下 日々を憂い 春は終演間近だと 路を染める 本当は側にいて欲しかった それ以上に 本当の君を守りたかった 夢を叶えに行こう 一枚の桜 君と僕遮るように 舞い落ちていく 振り向かず 遠ざかる影に痛んだ胸 声 包み隠す 拍手喝采 御座の上 今を讃え 頭と瓶の栓を抜き 路を汚す 本当は待てと言われたかった 知っていたの 本当の君を見てみたかった そんなこと言えない 一枚の桜 君と私撫でるように 舞い落ちていく ひとすじの涙 後ろ髪の向こう光る 振り向けなかった 人は饗宴 木々の下 浮かれ乱れて縄となる 一枚の桜 君と僕切り裂くように 舞い落ちていく 僕は振り向く 君を真似るように 明日へ歩き出した 視線は背に遅れて咲いた